忙しいときこそスケジュール管理を
女性の場合、仕事をするときにはきめ細かいスケジュール管理をすることが必要になる場面がよくあります。
よく日本企業は残業時間が長いことを批判されますが、それは深夜までかかって仕事をすることがそもそも可能な男性の多くに当てはまることであり、結婚して子供がいる女性の場合などは連日深夜までかかって仕事をすることはできないのです。
夕方に子供を迎えに行かなくてはいけなかったり、塾通いの送り迎えや夫や両親の食事の準備などをしなくてはならない手前、本当はもっと時間をかけて行いたい仕事を早めに切り上げなくてはいけないというようなこともよくあります。
ですがそれは悪いことばかりではありません。
裏返して考えれば、すべき仕事を時間内に終わらせるためのスキルを身につけるチャンスであり、コツをつかめば同じ仕事も短時間で結果を出すところまで持っていくことができるということになります。
子供がいる女性ばかりでなく、趣味やスポーツなどのために仕事を早めに終わらせたい女性にとっても同じテクニックを身につけることは大切な仕事スキルになります。
スケジュール管理の基本は午前中の使い方
よく仕事に関して言われる格言として「朝を制するものは仕事を制する」ということが聞かれます。
これは日本だけでなく世界的に活躍をする経営者やビジネスマンの多くが、朝から午前中にかけての時間を大変有効に使っていることから言われるようになっていることです。
反対にいつまでもだらだら残業をするクセをつけてしまっているような人ほど、午前中はエンジンがかからないままぼんやり過ごし、夕方近くになってようやくやる気を出すというようなスロースタートをしていたりするものです。
朝できるだけ早めに出社をし、そこでその日一日すべきことをざっとでもまとめて仕事にかかることができれば、それだけ終わる時間を切り上げることができやすくなります。
もし一日の時間が足りないと切実に思っているなら、まずいつもよりも1時間早く起きて午前中からしっかり仕事をするクセをつけてみてください。
ToDoリストで仕事の優先順位を管理
また時間を上手に使うためのもう一つのコツとして、ToDoリストを上手に管理するということがあります。
会社で仕事をするときには、1つの業務だけを受けるということはまずなく、常に複数の業務を並行的に行わなくてはいけません。
そんなときに、どの仕事をどんな順番で行うかということをきちんと管理できているかどうかで、仕上がりのための時間を逆算することができます。
ToDoリストを継続的につけるようにし、仕事に優先順位をつけるようにしていくと自然にムダな空き時間がも少なくなり、効率的な仕事をしやすくなります。