ミスを減らすための工夫
一緒に仕事をする人に求める条件として考えた時、やっぱりできるだけしてほしくないのが凡ミスです。
仕事をしていく上でミスはどうしてもつきものですが、あまりにも当たり前のことを何度もミスられてしまうとその人とは一緒に仕事をしたくないと思うようになったりします。
ありがちな仕事上のミスとしては、申し送りのためのメモの書き忘れや書き間違い、連絡のしたつもりといったようなことがあります。
そうしたことはよく起こりがちなことではありますが、同時にちょっとした工夫で防ぐことも十分にできることであったりします。
仕事において信頼感を得るためには、そうした凡ミスをできるだけなくすようにしていくことが重要になってきます。
行き違いや連絡漏れを防ぐためには
仕事上の凡ミスで非常によくあるのが、やった「つもり」になってしまうことによる連絡の行き違いです。
電話や伝達を受けた時、それを誰かに伝えなければいけないと最初は思っているものの、その後に違う仕事を頼まれたり別の業務を急ぎでやらなくてはいけないようなことになると、ついつい後に受けた仕事の方を優先させてしまうのでその前にやっておくべきだった伝達などを疎かにしてしまいがちです。
また仮に伝えたとしても、その方法が忙しい中での適当なものであったりすると、受けた方も「はいはい」で流してしまったりするのであとから「言った」「言わない」といった責任のなすりつけ合いになったりします。
そうした行き違いを防ぐために確実な方法になるのがきちんとメモなど書面にして残しておくということです。
ちょっとした伝達事項であっても、ノートやメモ用紙にきちんと書き残しておくというクセをつけておくだけでかなり単純なミスを防ぐことができます。
「このくらいのことをメモっていたら記憶力がないように思われそう」と変な見栄を張ってメモをとらないクセをつけてしまうと、大切なところで伝達ミスを起こすなど信頼を大きく損ねてしまうことになったりします。
新人のうちは特に何の仕事を受けるときでも必ずメモを持っていくくらいの心構えが大事になります。
ITツールの活用なども便利
メモは紙と筆記用具で行うのが基本ですが、複数のスケジュールを管理するときには紙だけではチェックがしづらいということもあります。
外出先などで急にスケジュールなどをチェックしたくなったときなどに、メモを置き忘れてしまって確認ができないというようなこともあります。
そんなときに便利なのがクラウド型のITサービスです。
最近では無料で利用ができるオンラインメモ帳やToDoメモなどもたくさんあるので、そうしたものを1つ使えるようにしておくと、どこからでも確認ができて便利です。