新入社員という強みがあります
仕事をする上では、新人というのはよくないイメージとして思われがちです。
確かに対外的には「新人なんで」というような言い訳は通用しないので、あまり自慢げに「新人」アピールするのはおすすめできることではありません。
ですが、社内における事務作業などにおいては新人であるということそれ自体が便利に使える強みになったりします。
入社してからいつまでをもって新人と呼ぶかはまた難しいところですが、少なくとも若手として扱われているうちは、その特権を十分に生かして積極的に仕事を受けるようにしていきましょう。
新人のときにどんな働き方をしていたかによっては、その後数年してからの働きぶりに大きな差がついてきたりするものです。
見栄やプライドは捨ててしまいましょう
新人として仕事をするときに最も不必要なのが、変に凝り固まって持ってしまう見栄やプライドです。
見栄やプライドの全てがマイナス効果ばかりをもたらすというわけではありませんが、少なくとも知らないことを知っているフリをしたり、本当はできないことなのにさもできて当然のように強がることはあまり自分のためにはなりません。
新人のうちから何もかもができる人はいませんから、もしわからないことやできないことがあったなら、素直に先輩などに助けを求めるということも大切なスキルになってきます。
頼ることで得られる信頼感もあります
真面目な性格の人などは、「こんなことを聞いたら先輩からバカにされるんじゃないか」「忙しそうなのに迷惑なんじゃないか」というふうに考えて聞きたいことも聞けないということもよくあります。
ですがそうした余計な気遣いをしてあとで大きなミスをしてしまっては、むしろ聞かずにいた先輩や他のスタッフに大きな迷惑をかけてしまうことになります。
自分に任された仕事のうち、やり方がわからないことやミスする可能性が高いと思えるものについては、素直にそのことを言って助言や手助けを求めるようにしましょう。
そうした先輩に頼るという行為は新人のうちにしかできませんから、何年かして今度は自分ひとりでやらなくてはいけなくなったときに、しっかり聞いて教えてもらっていたかどうかで仕事の出来が大きく違ってきます。
また先輩にしてみても、自分を頼ってくれる後輩の存在は決して悪い気持ちになるものではありません。
しつこく同じことを何度も聞くようでは困りますが、素直に助けを求めるということが上手にできるようになれば、自分のスキルアップだけでなく周囲との連帯を深めることにもつながります。