接客業をするとき最も大変なこと
接客業に限ったことではありませんが、仕事をするときに一番苦労をするのが「人」を相手にした対応です。
自分がお客という立場にいるときにはなかなかわからないものですが、世の中には非常に細かいことでクレームをつけてくる人がいたり、話し合いをしても落とし所が見つからないような人も多くいるものです。
できることならそうした話が通じにくい人との関わりは避けておきたいものですが、仕事をしていく上ではそういうわけにはいきません。
どんな仕事に就くにしても、苦手な人との関わりは必ず出てくるものですから自分なりの対処方法をなんとかして見つけていくことが重要になってきます。
苦手なお客さんに対応をする方法についてはやはり多くの人が同じように苦労をしているところですから、そうした既に経験をしてきた人の意見を参考にするというのもよいでしょう。
こうしたアンケートで上がってくる「苦手なお客」のタイプというのは、ほとんどの場合こちらの言い分を聞かずに一方的に自分の希望が叶っていないことを不満にするような人です。
そうした人と対峙したとき、どんな態度でどう対処していくかは自分自身のみならず勤務をする企業全体のイメージも大きく関係してくるので、あまり軽く考えずしっかりとフォローをしていくようにしたいものです。
自分がお客になったときに感じたことは?
最近は「お客様は神様だ」という言葉の誤用と思われるような言動をする人も多く見られています。
本来「お客様は神様だ」という言葉はお店や企業の方が意識して使う言葉であって、サービスを受ける側が自分を「神様として扱え」と要望するのは少々図々しすぎな気もします。
とはいえ、実際に自分がお客として何かサービスや商品を購入したとき、あまりにもその対応がまずくて閉口してしまったというようなこともおそらく多くの人にある経験ではないかと思います。
かくいう管理人も過去に仕事をしていて、電話を受けた相手企業の女性の方があまりにも対応が悪く、本気で怒鳴りたくなったというような経験があったりします。
ギリギリで我慢をしましたが、そのときにはまずこちらの話や状況を満足に聞こうともせず、いかにもマニュアルどおりの質問や回答だけを繰り返し、問題の解決をする気がないんじゃないかというように思ってしまったものでした。
苦手なお客さんへの対応方法を考えるときには、そうした自分が受けたことがある失礼な対応や不快だった対応を思い出してみるというのもかなり参考になるように思います。
仕事ができる女性はトラブル対応がうまい
女性は男性に比べて電話対応が上手い人も多いですが、中には本当に「これぞプロ」と思えるほど素晴らしい対応をしてくれる人も中にはいます。
クレームなどサービスや製品に対して不満を申し出る人の多くは感情的になっているものですが、そうした人からどこにその不満の原因があるかを上手に聞き出し、そこから納得できる落とし所を見つけていくことができる人もいたりします。
またそうした人の多くは自分だけで対応しきれない問題をすばやく外のスタッフに知らせてそこから企業全体で対応できるようにしていく能力もあったりします。
「誠実な対応をしてもらった」ということはサービスを受けた人の心にかなり深く残るものなので、そうした優れた力を持った女性スタッフがいる企業というのは本当に人材に恵まれているなと思ったりします。